産業医、労働衛生コンサルタントとは
産業医、労働衛生コンサルタントとは
事業者の依頼により、事業場の労働安全衛生の状況を評価し、その水準向上を図るべく、問題点の指摘や改善方法の指導を行います。
産業医とは、労働者が健康で快適な作業環境のもとで業務が行えるよう、専門的な立場から指導、助言を行う医師のことを指します。
労働衛生コンサルタントは、労働衛生のスペシャリストと呼ばれ、産業保健資格の中でも高難易度の国家資格です。
有資格者は、日本全国で約8000人ほどです。
産業医よりも法令に詳しく、健康管理だけでなく安全の確保にも大きく関わります。
産業医は基本的に年間契約であるのに対し、コンサルタントはスポット案件を引き受けることが多い職業となります。
産業保健の社会貢献意義
産業保健がうまく機能することで、生活習慣病の罹患や悪化を予防したり発症時期を遅らせたりすることが可能になります。
よって疾患の早期発見、健康寿命の延長につながり、ひいては現代社会で大きな問題となっている医療費の増大を抑えることが可能です。
また、労働災害や事故を未然に防ぐことで、労働者のQOL低下を防ぎ、事業所様の安定した事業経営を支援します。